AIを使えばブログが楽になると思ったのに、なぜか手が止まって、気づいたら2ヶ月経っていた。そういう状態になっていないだろうか。
私はまさにそうだった。「AIという武器があれば、今度こそブログで成果が出せる」と意気込んで始めたのに、書いても書いてもAIに「note向きです」と言われ続け、結局1記事も公開できないまま2ヶ月以上が過ぎた。
原因を整理すると、理由は2つに絞れた。
- 10年前のブログノウハウが、逆に邪魔をしていた
- 「note向き」と言われていたものの意味を、最後まで理解できていなかった
この記事では、その失敗と、そこから気づいたことをまとめる。
「網羅性」という呪い。10年前のSEO思考はむしろ邪魔になっていた
なぜ書けなくなったのか、今ならわかる。知識があったせいで、かえって混乱していたのだ。
10年前のブログには「正解」があった。キーワードを調べてタイトルに詰め込む。「〇〇とは?」から始まる説明型の記事を書く。文字数を稼ぐために情報を詰め込む。締めは「いかがでしたか?」で終わる。
Googleに評価されるための、機械的な書き方である。頭にそれが染み付いていたので、「正しい書き方」に切り替えられなかった。「キーワードを入れなきゃ」「もっと網羅しなきゃ」という癖が、常に邪魔をしていた。
タイトルの付け方も変わっていた
10年前のタイトルはこういうものだった。
【完全保存版】ブログの書き方初心者向けガイド!アクセスを劇的に伸ばす10のコツ
キーワードを左側に詰めて、数字と記号で目立たせる。検索エンジンへのアピールだ。
これは今、通用しない。検索結果の上部をAIが占領しているため、この手のタイトルをつけても誰の目にも止まらなくなっている。
今求められるのは、誰かの「心の声」を代弁するタイトルだ。
「今日も誰にも読まれなかった」とPCを閉じる前に
情報ではなく、感情に語りかけている。
キーワードより「感情」を探す時代になった
昔のキーワード選定は「検索数が多くてライバルが少ない言葉を探す」作業だった。今は違う。「AIが答えられない領域を探す」作業になっている。
「ブログ 書き方」とAIに聞けば完璧な答えが返ってくる。しかし「ブログを続けても手応えがない、やめたほうがいいか」という問いに対して、AIは一般論しか言えない。
検索候補(サジェストキーワード)を眺めるとき、見るべきは検索数ではなく「この人は何に悩んでいるのか」という感情だ。
キーワードの裏にある本音を整理するとこうなる。
- 稼げない → いつまで続ける価値があるのか不安
- 稼げない 才能 → 自分には向いていないかもしれない
- 稼げない やめる → 逃げることへの罪悪感
キーワードは感情の断片だ。その感情に正直に答える記事が、今は読まれる。
「note向き」とは何か、整理してわかったこと
AIから繰り返し宣告された「この記事はnote向きです」という言葉。当初、私はこの意味が全く理解できず、「じゃあ今の時代のブログには何を書けばいいんだ?」と途方に暮れていた。
しかし、冷静に両者の違いを整理したことで、明確な答えが見えてきた。
- note: 体験・感情・主観が中心。「共感」で読まれる
- 従来のブログ: 検索意図・網羅・再現性が中心。「役に立つ情報」で読まれる
私が書いていたのは、情報を綺麗にまとめたノウハウ記事ではなく、自分の失敗や「こう思う」という主観だった。だからこそ、AIはそれを「note向き(=主観的すぎる)」と判定していたのである。
では、現代のブログにおいても、従来通りの「役立つ情報」を網羅すべきなのだろうか。結論から言えば、それは完全に悪手だ。
読者が「ブログ 書き方 初心者」と検索したとき、検索結果の最上部にはすでにAIが完璧に要約した答えを提示している。読者はそれで満足し、わざわざ個人のブログを最後まで読み込むことはほとんどない。「正解をまとめただけの記事」の価値は、AIの台頭によってほぼなくなったと言っても過言ではないのだ。
だからこそ、いま個人ブログに求められているのは、皮肉にもAIが「note向き」と切り捨てた要素だ。ノウハウ通りにやってみて失敗した話。一般論とは違う偏ったスタンス。「AIには絶対に生成できない、泥臭い人間味」だけが、これからの時代に残る文章だと確信している。
幻想を捨てよ。AIは「魔法の杖」ではなく「優秀な助手」にすぎない
「AIに記事を書かせればいい」と思っていた。半分は正解で、半分は幻想だった。
AIに良い記事を書かせるにはプロンプトが必要で、プロンプトを作るには「誰に」「何を」「どう伝えるか」を自分で考えなければならない。核心部分は、自分が考えるしかないのだ。
出てきた文章の確認もある。おかしな事実が混じっていないか、不自然な日本語になっていないか。結局「自分で考える」「AIを動かす」「確認する」の3工程であり、丸投げとは程遠い。
ただ、役割分担を正しく設計すれば確実に速くなる。具体的にはこうだ。
AIに任せると良いこと
- 構成の叩き台を作る
- 表現のバリエーションを出す
- 読みにくい箇所を指摘させる
自分がやるべきこと
- テーマと伝えたいことを決める
- 自分の経験と視点を加える
- 最終的な言葉を選ぶ
この分担を間違えると、どちらも中途半端になる。
まとめ:AI時代のブログで詰まったときに確認すること
2ヶ月以上書けなかった原因は、2つだった。
① 10年前のSEO思考が残っていた
「キーワード重視・網羅・説明型」の癖が邪魔をしていた。今は「この感情に、自分の言葉で答えられるか」が基準になっている。
② 「note向き」の意味を誤解していた
体験や感情を書くことを「弱い」と思っていた。しかし今は、それ以外の記事はAIが書けてしまう。自分の体験と視点こそが、唯一AIが持っていない素材だ。
この記事はAIに構成を整理してもらいながら書いた。ただし、書いている内容はすべて自分の体験である。
やってわかったのは、AIに任せられるのは「整理」までで、中身は自分でしか書けないということだ。楽をしようとして始めたのに、結局「自分を書くしかない」ところに戻ってきた。
もし今、同じように手が止まっているなら、まず「うまく書こうとするのをやめて、1つだけ本音を書く」ところから始めるのが、おそらく一番早い。
※この記事は、構成整理や表現の一部に生成AIを活用しています。内容はすべて自身の体験に基づいています。
※アイキャッチ画像は生成AIを使用して作成しています。

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